データを保存するための機器です。 このメモリが世の中に出た当初は、スティックタイプの形状ばかりでしたが、最近では、動物や人形、ロボットや食べ物の形をしたものや、USB端子のキャップにしか見えないようなものまで、様々な形状をしたものが出てきました。 記録サイズも様々で、十数メガバイト程度のものから、ギガバイトを超えるものまであり、セキュリティ機能を搭載したものや、指紋認証機能を搭載したもの等、メモリ以外の機能を搭載したものまで出てきています。 当社の製品では、記録媒体としてUSBメモリが利用できるものがあります。 USBメモリが利用できるようになる前は、現場で計測・計量機器のデータを取ろうとすると、パソコンを持っていく必要がありましたが、USBメモリが利用できるようになったことで、現場でパソコンを操作せずともデータ収集できるようになり、ユーザの利便性向上につながりました。 安価なUSBメモリでも利用できる場合がほとんどですが、当社の推奨としては、産業用のUSBメモリをご利用いただいております。 当社の製品には、マイコン(マイクロコンピュータの略)と呼ばれる小型のコンピュータを搭載したものが多くあります。 マイコンがまだ普及していなかった頃、計測や計量及びその制御は全て電気回路だけで行っており、複雑な処理をさせるには複雑な回路を構成する必要がありました。 また複雑な回路の構成には多くの部品や、それを配置するための広い基板が必要で、どうしてもサイズの大きな製品になりがちでした。 マイコンが普及したことにより、それまでは回路だけでロジックを組んでいたものがソフトウェアによって置き換えることができるようになり、部品の削減や製品の小型化、省電力化にも大きく貢献しました。 当社では、1976年(昭和51年)頃から製品にマイコンを採用し、以来その制御技術の蓄積・研究・改良を続けています。 データを保存するためのメモリーカードです。 SDメモリーカードとも呼ばれます。 携帯電話やデジタルカメラ、パソコン等、多種多様な機器で利用されています。 サイズは2017年時点で3種類あり、SD、miniSD、microSDと呼ばれています。 記録サイズも様々で、十数メガバイト程度のものから、ギガバイトを超えるものまであります。 データ転送速度もサイズや容量の改良に伴い、段階を経て高速になっています。 SDカードの仕様・規格はSDカードアソシエーションが策定しており、現在も改良されています。 SDカードアソシエーションに加入した組織は、リリースする製品にロゴマークを入れたり、高速な転送規格を利用することができます。 また、一部のSDメモリーカードは、MMC(マルチメディアカード)と互換性があり、SDメモリーカードを使用している機器はMMCも利用できる場合が多くあります。 当社の一部の計測機器製品は、このMMCに対応しています。 そのため、上位互換であるSDカードを使って、当社の計測機器からデータ収集をしている場合があります。 データを保存するためのメモリーカードです。 最近ではあまり見なくなりましたが、小形でパソコンとのデータのやり取りに便利だったこともあり、デジタルカメラ等でよく利用されていました。 当社では、このメモリーカードにデータを蓄積する製品の開発実績があります。 当社製の一部の計量制御盤では、OS(オペレーティングシステム)や制御用ソフトウェアをこのメモリーカードに入れて、ハードディスクを使用しないようにしているものがあります。 開発当時は、複数のメーカがこのタイプのメモリカードを販売しており、メーカによってはうまく動作しないこともありました。 また、同じメーカで同じ型番なのに、生産国が変わると動作が変わるメモリカードもあり、対応に苦労しました。 交流の電力は有効電力・無効電力・皮相電力に分けて考えられます。 負荷が消費する電力が有効電力、消費されない電力が無効電力、電源が出力したつもりの見かけ上の電力が皮相電力です。 ベクトルの関係にあり、水平成分が有効電力、垂直成分が無効電力、有効電力と無効電力のベクトルの和が皮相電力になります。 有効電力と皮相電力のベクトルに挟まれる角度の余弦(cosΘ)をとったものが力率で、この角度が0度に近ければ近いほど(cosΘが1に近いほど)、無効電力の値は小さくなり、電気が効率よく使用されていることになります。 W・var・VAの関係 設備の負荷には、多種多様なものがあるので、稼働状態により力率が変化します。 力率が悪い状態(無効電力が大きい状態)を放置すると、設備の寿命を縮めたり、故障や火災の要因になることがあります。 そのために、設備用のコンデンサを設置し、このコンデンサのON/OFFを切り替えることで、力率を変化させ、無効電力を可能な限り小さく抑える制御が、力率制御です。 当社では、電力負荷の状態を監視し、電力用コンデンサ制御のための信号を自動出力する製品を開発・販売しております。(自動力率調整器) オフィスや工場など、電力会社とデマンド契約を結んでいる電力需要家においては、契約電力を超えないようにするために、電力負荷を下げることがエネルギーコスト削減のための課題となります。 契約電力は、過去1年で最も大きな電気を使用した30分間の平均電力で決まり、毎月更新されます。 この30分毎の電力を、デマンド電力と呼びます。 一瞬、電力が大きくなったとしても、それが発生した30分の範囲内で、電力を小さくすることができれば、デマンド電力が契約電力を超えることはありません。 しかし、瞬間電力が大きい状態が維持されると、デマンド電力が契約電力を超え、電気の基本料金がその後1年間上がってしまいます。 夏場や冬場の出勤時、エアコンがフル稼働することで契約電力オーバーになることがよくあります。 30分の範囲を常に監視しながら、デマンド電力が契約電力を超えないようにする制御を、デマンド制御と呼んでいます。 当社では、この制御を行うための装置(デマンド監視装置・デマンド表示機)を開発・販売しております。 パソコンでプリンターを制御する場合、プリンタメーカから提供されるドライバーソフトウェア(プリンタドライバ)をインストールすることが必要です。 最近では、パソコンにプリンタドライバが最初から入っていたり、WindowsなどのOS(オペレーティングシステム)が自動的にインターネットを検索し、プリンタドライバをインストールすることができるようになってきました。 組込ソフトウェアの場合、利用するプリンタに応じて、プリンタドライバまたはプリンタを制御するためのソフトウェアを設計する必要があります。 当社では計量制御盤や計測機器などのマイコンを使用している製品について、プリンタを直結し、パソコンを介在させずに印刷制御した実績がございます。 オフィス・工場などの、電力会社とデマンド契約を結んでいる需要家においては、契約電力を超えないようにするために、電力負荷を下げることがエネルギーコスト削減のための課題となります。 当社では、電力負荷の中で最も割合の大きい空調設備に着目し、 「電力使用状況に応じて制御信号(警報信号)を出力する装置(デマンド監視装置)」 「デマンド監視装置の警報状態を通知する装置(デマンド警報装置)」 「デマンド監視装置の警報状態の通知に加え、計測状態を見える化する装置(デマンド表示機)」 「制御信号を空調室外機まで伝送する装置(空調機制御装置)」を開発・販売しております。 当社の空調機制御装置は、電力線通信技術を用いており、既設電源ケーブルを使って信号の伝送を行っております。 デマンド監視装置から出力された制御信号を空調室外機に伝送することで、電力使用状況に応じた空調制御を自動的に行うことができます。 計測・計量機器においては、液体の量や電力量、ドアの開閉回数やスイッチのON/OFF回数のようなデータを通信以外の方法で測定する場合によく利用されています。 パルスを測定する機器では、出力された瞬間に処理を行うことができるので、通信でデータを取得する場合よりも高速に処理を行うことができます。 パルスを出力する機器では、計測対象が一定値を超える度に出力すればよいので、シンプルな構造にすることができます。 当社では、計測・計量関連の製品またはシステムにおいて、測定値をパルス出力するものを取り扱っております。 また、外部機器またはセンサのパルス出力を受けることができる機器も多く取り扱っております。 パルスを扱うシステムは、信号線にノイズが入らないようにすることや、有効な信号を減衰させないことが課題となります。 当社のデマンド監視装置は取引用電力量計のパルス出力を4m程度の短いケーブルのついたセンサでしか受けられないことが問題でしたが、近年この問題を解消し、100mまで対応できるようになりました。 当社では、計測・計量関連の製品またはシステムにおいて、測定値をアナログ出力するものを多く取り扱っております。 また、外部機器またはセンサのアナログ出力を受けることができる機器も多く取り扱っております。 計測器においては、測定中のデータを通信以外の方法で出力する場合によく利用されています。 例えば、温度の0~100℃を0~5Vで出力します。 通信の電文のように区切りが発生しないので、受け手側の機器では、測定値の連続的な変化をリニアに観測することができます。 温度以外にも、電流・電圧・電力・力率・周波数・湿度・照度・速度・角度など、様々な測定値・物理量の観測に利用されています。 当社の製品は、多くの機器が警報出力を搭載しています。 出力の仕方は様々で、リレーをON/OFFするものや、ブザーにより音で通知するもの、または通信で遠隔に通報するものもあります。 出力の条件も様々で、計測や計量値が一定の範囲を超えたり下回ったりした場合に出力したり、段階を設けて出力したり等、用途に合わせて多種多様な警報出力を実装した実績がございます。 警報出力が出た後、気づいた人が対処すれば間に合う場合は良いですが、緊急の対応が要求される場合は、対応処置の自動化やフェールセーフ、インターロックなどの制御が必要になる場合があり、様々な方法で当社の製品が利用されています。 当社の製品は、接点出力を搭載しているものがあります。 計測・計量機器の測定状態に応じて接点がON/OFFすることで、外部機器を制御することができます。 実際の現場では、計測中の値が一定値を超えると、接点出力がONになり、その先に接続されたブザーが鳴動したり、ランプが点灯したりするような使われ方をしています。 接点出力の接点は、機械式リレーまたは半導体リレーが使用されます。 半導体リレーの接点出力の場合、ロジックとしては接点OFFでも、僅かに流れる電流の影響で制御機器が接点OFFを認識できない場合がありますので、配線には注意が必要です。
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