計測・計量機器においては、液体の量や電力量、ドアの開閉回数やスイッチのON/OFF回数のようなデータを通信以外の方法で測定する場合によく利用されています。
パルスを測定する機器では、出力された瞬間に処理を行うことができるので、通信でデータを取得する場合よりも高速に処理を行うことができます。
パルスを出力する機器では、計測対象が一定値を超える度に出力すればよいので、シンプルな構造にすることができます。
当社では、計測・計量関連の製品またはシステムにおいて、測定値をパルス出力するものを取り扱っております。
また、外部機器またはセンサのパルス出力を受けることができる機器も多く取り扱っております。
パルスを扱うシステムは、信号線にノイズが入らないようにすることや、有効な信号を減衰させないことが課題となります。
当社のデマンド監視装置は取引用電力量計のパルス出力を4m程度の短いケーブルのついたセンサでしか受けられないことが問題でしたが、近年この問題を解消し、100mまで対応できるようになりました。