砂の水分センサーは塔型プラントの砂貯蔵ビン最下部に取り付けて
計量直前の水分%を計測する方法が一般的ですが、
比較的に小規模で骨材貯蔵ビンが無く
ベルコンで直接計量をするプラントでも砂の水分量をリアルタイムに計測して表示することができます。
製造オペレータは熟練者で、生コンの目視判断が正確でした。熟練オペレータは定年退職が間近で後継者が
経験不足であったために、変動が大きい砂の表面水率測定に水分センサー採用を考えておられましたが
ベルコン計量タイプのプラントには取り付けられないだろうと思い込みで品質維持に困っていました。
ベルコン計量タイプのプラントでも、計量コンベア先端の砂が落下する部分に
水分センサーを設置すればリアルタイム測定が出来ます。
表面水率の変動を早くキャッチすることにより、製造経験が少ないオペレータでも
判断基準ができるので、製造品質の安定化につながります。